セルゲイ・ラフマニノフの《チェロ・ソナタ ト短調》作品19は、1901年に作曲されたチェロソナタ。ラフマニノフは本作においてピアノは単なる伴奏ではなく、チェロとピアノが対等な関係にあると考えていた。このため、初版は『ピアノとチェロのためのソナタ』と題されている。 本作は、ラフマニノフが完成させた最後の大規模な室内楽曲となった。