タパ (タヒチ語 tapa) は、オセアニアのポリネシア、メラネシア、ミクロネシアで伝統的に作られる、樹皮布(樹皮でできた布)である。織る工程がないので、不織布に分類される。 樹皮服は一般に「タパ」と呼ばれるが、狭義にはタヒチ島近傍のマンガレヴァ島での呼称であり、地域によって様々な呼び名がある。カパ(ハワイ語 kapa)、ンガトゥ(トンガ語 ngatu)、マシ(フィジー語 masi)、シアポ(サモア語 siapo)、タパ布とも称される。