タクテクス(Tactics)は2つの仮想国の軍隊間の戦闘を題材としたボード・ウォーゲームである。商業的なものとしては最初のボード・ウォーゲームとして知られている。 米国メリーランド州でチャールズ・S・ロバーツCharles S. Robertsが1952年にデザインし、1954年に The Avalon Game Company の名義で自費出版した。当初のデザイン時にはマップが2枚であったが、出版時には1枚となった。 1958年にアバロンヒル社が設立された時に、タクテクスIIとしてリバイズ版が出版された。 その後、1961年、1972年と再版され、さらに1983年には25周年記念版としてオリジナルのタクテクスが再版された。 タクテクスは現在のボード・ウォーゲームでも標準的に使われる多くのシステムの先駆者となった。例えば以下のようなものが挙げられる。 * 個々の戦闘部隊をあらわす厚紙のカウンター * カウンターに別の数値として移動力と戦闘力を表示 * オッズ比による戦闘結果表 * いろいろな地形をあらわす升目 * 升目毎に異なる移動コスト ただし、マップに重ねあわされる升目は、後のボード・ウォーゲームで一般的となる六角形の升目(ヘクス)ではなく、正方形の升目(スクエア)であった。

Property Value
dbo:abstract
  • タクテクス(Tactics)は2つの仮想国の軍隊間の戦闘を題材としたボード・ウォーゲームである。商業的なものとしては最初のボード・ウォーゲームとして知られている。 米国メリーランド州でチャールズ・S・ロバーツCharles S. Robertsが1952年にデザインし、1954年に The Avalon Game Company の名義で自費出版した。当初のデザイン時にはマップが2枚であったが、出版時には1枚となった。 1958年にアバロンヒル社が設立された時に、タクテクスIIとしてリバイズ版が出版された。 その後、1961年、1972年と再版され、さらに1983年には25周年記念版としてオリジナルのタクテクスが再版された。 タクテクスは現在のボード・ウォーゲームでも標準的に使われる多くのシステムの先駆者となった。例えば以下のようなものが挙げられる。 * 個々の戦闘部隊をあらわす厚紙のカウンター * カウンターに別の数値として移動力と戦闘力を表示 * オッズ比による戦闘結果表 * いろいろな地形をあらわす升目 * 升目毎に異なる移動コスト ただし、マップに重ねあわされる升目は、後のボード・ウォーゲームで一般的となる六角形の升目(ヘクス)ではなく、正方形の升目(スクエア)であった。 (ja)
  • タクテクス(Tactics)は2つの仮想国の軍隊間の戦闘を題材としたボード・ウォーゲームである。商業的なものとしては最初のボード・ウォーゲームとして知られている。 米国メリーランド州でチャールズ・S・ロバーツCharles S. Robertsが1952年にデザインし、1954年に The Avalon Game Company の名義で自費出版した。当初のデザイン時にはマップが2枚であったが、出版時には1枚となった。 1958年にアバロンヒル社が設立された時に、タクテクスIIとしてリバイズ版が出版された。 その後、1961年、1972年と再版され、さらに1983年には25周年記念版としてオリジナルのタクテクスが再版された。 タクテクスは現在のボード・ウォーゲームでも標準的に使われる多くのシステムの先駆者となった。例えば以下のようなものが挙げられる。 * 個々の戦闘部隊をあらわす厚紙のカウンター * カウンターに別の数値として移動力と戦闘力を表示 * オッズ比による戦闘結果表 * いろいろな地形をあらわす升目 * 升目毎に異なる移動コスト ただし、マップに重ねあわされる升目は、後のボード・ウォーゲームで一般的となる六角形の升目(ヘクス)ではなく、正方形の升目(スクエア)であった。 (ja)
dbo:wikiPageID
  • 2435809 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 1635 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 64594081 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • タクテクス(Tactics)は2つの仮想国の軍隊間の戦闘を題材としたボード・ウォーゲームである。商業的なものとしては最初のボード・ウォーゲームとして知られている。 米国メリーランド州でチャールズ・S・ロバーツCharles S. Robertsが1952年にデザインし、1954年に The Avalon Game Company の名義で自費出版した。当初のデザイン時にはマップが2枚であったが、出版時には1枚となった。 1958年にアバロンヒル社が設立された時に、タクテクスIIとしてリバイズ版が出版された。 その後、1961年、1972年と再版され、さらに1983年には25周年記念版としてオリジナルのタクテクスが再版された。 タクテクスは現在のボード・ウォーゲームでも標準的に使われる多くのシステムの先駆者となった。例えば以下のようなものが挙げられる。 * 個々の戦闘部隊をあらわす厚紙のカウンター * カウンターに別の数値として移動力と戦闘力を表示 * オッズ比による戦闘結果表 * いろいろな地形をあらわす升目 * 升目毎に異なる移動コスト ただし、マップに重ねあわされる升目は、後のボード・ウォーゲームで一般的となる六角形の升目(ヘクス)ではなく、正方形の升目(スクエア)であった。 (ja)
  • タクテクス(Tactics)は2つの仮想国の軍隊間の戦闘を題材としたボード・ウォーゲームである。商業的なものとしては最初のボード・ウォーゲームとして知られている。 米国メリーランド州でチャールズ・S・ロバーツCharles S. Robertsが1952年にデザインし、1954年に The Avalon Game Company の名義で自費出版した。当初のデザイン時にはマップが2枚であったが、出版時には1枚となった。 1958年にアバロンヒル社が設立された時に、タクテクスIIとしてリバイズ版が出版された。 その後、1961年、1972年と再版され、さらに1983年には25周年記念版としてオリジナルのタクテクスが再版された。 タクテクスは現在のボード・ウォーゲームでも標準的に使われる多くのシステムの先駆者となった。例えば以下のようなものが挙げられる。 * 個々の戦闘部隊をあらわす厚紙のカウンター * カウンターに別の数値として移動力と戦闘力を表示 * オッズ比による戦闘結果表 * いろいろな地形をあらわす升目 * 升目毎に異なる移動コスト ただし、マップに重ねあわされる升目は、後のボード・ウォーゲームで一般的となる六角形の升目(ヘクス)ではなく、正方形の升目(スクエア)であった。 (ja)
rdfs:label
  • タクテクス (ゲーム) (ja)
  • タクテクス (ゲーム) (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of