ソーマデーヴァは、11世紀のカシミール出身の詩人。 バラモンの家系に生まれ、カシミール王のアナンタ(Ananta)と息子の(Kalaśa)に仕えた。カラシャ王の母である(Sūryamatī)の無聊を慰めるために、大説話集『ブリハット・カター』を簡略化した『』を著した。特に『カター・サリット・サーガラ』に収録された『ヴェーターラ・パンチャヴィンシャティカー(屍鬼二十五話)』にはサンスクリット語の詩的技巧が発揮されており、高く評価されている。