セーフティフレーズ(英語: Safety phrases、略:S-phrases)とは欧州連合で制定された有害性化学物質の安全な取扱いを表す一種の分類番号である。 Directive 67/548/EEC Annex Ⅳで制定された。 欧州連合加盟国との間で輸出入される化学製品には以下の項目を付ける義務がある。 * 「物質の名称」 * 「製造業者/輸入業者の名称」 * 「住所及び電話番号」 * 「ハザードシンボル」 * 「危険指示、物質に起因する危険有害性リスクを示すリスクフレーズ」 * 「物質の安全使用、取扱い上の注意を表すセーフティフレーズ」 * 「EINECS番号」 フレーズに関しては欧州連合で公文書を作成することになっている全ての公用語で制定されている。製品にフレーズは記載せず記号のみを記載するのは多言語間にわたる運用を考慮しているためである。日本語表記に関しては公的に制定されたものが無いためここに記載されているものは英語版を元にした日本語訳である。