セベクス科(セベクスか、学名:Sebecidae)は、ワニ形上目に属する、先史時代の陸棲爬虫類の科。最古の属はスペインの上部白亜系マーストリヒチアン階のから産出したである。新生代の間にセベクス科は多様化を遂げており、南アメリカ大陸(主にアルゼンチン、ブラジル、ボリビア)で放散し、新第三紀の中期中新世まで繁栄した。なお、ブラジルの中新統-鮮新統境界からは、相当する時代まで生き延びた種がいたことが示唆されている。 セベクス属から中新世の巨大な未定種に至るまで、セベクス科には中型から大型の数多くの動物が属する。