セドリック・パトリス・ティエリ・ヴィラニ(Cédric Patrice Thierry Villani、1973年10月5日 -)は、フランスの数学者、政治家。数学の専門分野は偏微分方程式、数理物理学。ボルツマン方程式とに関する研究の成果により、2010年にフィールズ賞を授与された。2017年フランス議会総選挙で当選し、国民議会の議員を務めている。 2008年から2010年までの研究生活について著した本 Théorème vivant (テオレム・ヴィヴァン)が2012年に出版されている。同書は『定理が生まれる』の題で2014年に日本語訳版が刊行され、著者名はセドリック・ヴィラーニとなっている。