スリーコム(3Com、NASDAQ: COMS)(1979年 - 2010年)は、コンピュータネットワーク関連製品を製造、販売した米国企業である。LANの一方式であるイーサネットの共同発明者のひとりであるロバート・メトカーフらが1979年に設立。名称の由来は企業の主要業務を表す Computers, Communication and Compatibility(コンピュータ、通信、互換性)である。ネットワークカード、LANスイッチ、ルーター、無線LANアクセスポイント、VoIPシステム、侵入防止システムなどの製品を製造・販売していた。本拠地はマサチューセッツ州マールボローである。 2010年4月、ヒューレット・パッカード(HP)によるスリーコム(100%子会社のH3Cテクノロジーズなどの資産を含む)の完全買収により吸収合併され、登記された法人としては終焉した。