スコット・トゥロー(Scott Turow、1949年4月12日 - )は、米国シカゴ生まれのリーガルサスペンス(リーガルスリラー)小説家、ノンフィクション作家で、法曹界でも活躍する現役の弁護士。元検事補。死刑廃止論者。「スコット・タロー」と表記する翻訳書もある。 日本では映画化された小説『推定無罪』が代表作と見なされ、国際的には六作の小説と二作のノンフィクションが25ヶ国以上で翻訳・出版され、あわせて2500万部以上出版されている人気作家である。 法律家としては、イリノイ州知事ジョージ・ライアンから死刑諮問委員に任命され、報告書(答申)を起草し、ライアン知事を死刑囚全員減刑、死刑制度一時停止宣言へと導く一翼を担った(2002年)。