ジョン・テイラー・ガット(John Taylor Gatto、1935年12月5日 - 2018年10月25日)は、アメリカ合衆国の30年近く教員として働いた現役作家である。教えることに熱心で、教員を退職した後は現代義務教育のイデオロギーや歴史、またその結果を批判する複数の書物を出版している。中でもよく知られている本は「バカをつくる学校」とアメリカの教育の裏を紹介する"The Underground History of American Education: A Schoolteacher's Intimate Investigation Into the Problem of Modern Schooling"の2冊である。 1989年、1990年、1991年に米国ニューヨーク市最優秀教師に選ばれ、また1991年にニューヨーク州の最優秀教師賞も受賞している。