ジャー動物保護区は、カメルーンにある自然保護区。首都ヤウンデの東南約70kmにあたる。東西90km、南北40km、面積5260km2に及ぶ。全体の約8割が人口の希薄な東部州、約2割が都市化が進んだ南部州に属する。領域全体がの本流、支流に取り囲まれている。バカ族のみ居住を認められている。 ユネスコの世界遺産に登録されている。選考理由は、アフリカ州における自然のままの姿が残された最大の熱帯雨林であること。フランス領だった1932年には一部地域の保護が始まり、1950年に自然保護区となった。 2012年まではカメルーン唯一の世界遺産であった。(2012年に「サンガ川流域の3か国保護地域」にカメルーン、コンゴ、中央アフリカ共和国の3カ国からなる国立公園が世界遺産登録された。) 1500種の植物(うち43種が林冠を形成、53種が低木)と107種の哺乳類(うち5種は絶滅危惧種)が確認されている。特にサル目の哺乳類が豊かである。ニシローランドゴリラ、マンドリル、コロブスやタラポイン、マンガベイなどの各種のオナガザル、ガラゴや等のロリスが生息している。その他の哺乳類としては、ヒョウ、シタツンガやボンゴ等のアンテロープ、アフリカスイギュウ、イボイノシシ、モリイノシシ、変わった体表を備えるセンザンコウが見られる。哺乳類以外では、ニシキヘビ、ワニが住む。

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  • ジャー動物保護区は、カメルーンにある自然保護区。首都ヤウンデの東南約70kmにあたる。東西90km、南北40km、面積5260km2に及ぶ。全体の約8割が人口の希薄な東部州、約2割が都市化が進んだ南部州に属する。領域全体がの本流、支流に取り囲まれている。バカ族のみ居住を認められている。 ユネスコの世界遺産に登録されている。選考理由は、アフリカ州における自然のままの姿が残された最大の熱帯雨林であること。フランス領だった1932年には一部地域の保護が始まり、1950年に自然保護区となった。 2012年まではカメルーン唯一の世界遺産であった。(2012年に「サンガ川流域の3か国保護地域」にカメルーン、コンゴ、中央アフリカ共和国の3カ国からなる国立公園が世界遺産登録された。) 1500種の植物(うち43種が林冠を形成、53種が低木)と107種の哺乳類(うち5種は絶滅危惧種)が確認されている。特にサル目の哺乳類が豊かである。ニシローランドゴリラ、マンドリル、コロブスやタラポイン、マンガベイなどの各種のオナガザル、ガラゴや等のロリスが生息している。その他の哺乳類としては、ヒョウ、シタツンガやボンゴ等のアンテロープ、アフリカスイギュウ、イボイノシシ、モリイノシシ、変わった体表を備えるセンザンコウが見られる。哺乳類以外では、ニシキヘビ、ワニが住む。 (ja)
  • ジャー動物保護区は、カメルーンにある自然保護区。首都ヤウンデの東南約70kmにあたる。東西90km、南北40km、面積5260km2に及ぶ。全体の約8割が人口の希薄な東部州、約2割が都市化が進んだ南部州に属する。領域全体がの本流、支流に取り囲まれている。バカ族のみ居住を認められている。 ユネスコの世界遺産に登録されている。選考理由は、アフリカ州における自然のままの姿が残された最大の熱帯雨林であること。フランス領だった1932年には一部地域の保護が始まり、1950年に自然保護区となった。 2012年まではカメルーン唯一の世界遺産であった。(2012年に「サンガ川流域の3か国保護地域」にカメルーン、コンゴ、中央アフリカ共和国の3カ国からなる国立公園が世界遺産登録された。) 1500種の植物(うち43種が林冠を形成、53種が低木)と107種の哺乳類(うち5種は絶滅危惧種)が確認されている。特にサル目の哺乳類が豊かである。ニシローランドゴリラ、マンドリル、コロブスやタラポイン、マンガベイなどの各種のオナガザル、ガラゴや等のロリスが生息している。その他の哺乳類としては、ヒョウ、シタツンガやボンゴ等のアンテロープ、アフリカスイギュウ、イボイノシシ、モリイノシシ、変わった体表を備えるセンザンコウが見られる。哺乳類以外では、ニシキヘビ、ワニが住む。 (ja)
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  • ジャー動物保護区は、カメルーンにある自然保護区。首都ヤウンデの東南約70kmにあたる。東西90km、南北40km、面積5260km2に及ぶ。全体の約8割が人口の希薄な東部州、約2割が都市化が進んだ南部州に属する。領域全体がの本流、支流に取り囲まれている。バカ族のみ居住を認められている。 ユネスコの世界遺産に登録されている。選考理由は、アフリカ州における自然のままの姿が残された最大の熱帯雨林であること。フランス領だった1932年には一部地域の保護が始まり、1950年に自然保護区となった。 2012年まではカメルーン唯一の世界遺産であった。(2012年に「サンガ川流域の3か国保護地域」にカメルーン、コンゴ、中央アフリカ共和国の3カ国からなる国立公園が世界遺産登録された。) 1500種の植物(うち43種が林冠を形成、53種が低木)と107種の哺乳類(うち5種は絶滅危惧種)が確認されている。特にサル目の哺乳類が豊かである。ニシローランドゴリラ、マンドリル、コロブスやタラポイン、マンガベイなどの各種のオナガザル、ガラゴや等のロリスが生息している。その他の哺乳類としては、ヒョウ、シタツンガやボンゴ等のアンテロープ、アフリカスイギュウ、イボイノシシ、モリイノシシ、変わった体表を備えるセンザンコウが見られる。哺乳類以外では、ニシキヘビ、ワニが住む。 (ja)
  • ジャー動物保護区は、カメルーンにある自然保護区。首都ヤウンデの東南約70kmにあたる。東西90km、南北40km、面積5260km2に及ぶ。全体の約8割が人口の希薄な東部州、約2割が都市化が進んだ南部州に属する。領域全体がの本流、支流に取り囲まれている。バカ族のみ居住を認められている。 ユネスコの世界遺産に登録されている。選考理由は、アフリカ州における自然のままの姿が残された最大の熱帯雨林であること。フランス領だった1932年には一部地域の保護が始まり、1950年に自然保護区となった。 2012年まではカメルーン唯一の世界遺産であった。(2012年に「サンガ川流域の3か国保護地域」にカメルーン、コンゴ、中央アフリカ共和国の3カ国からなる国立公園が世界遺産登録された。) 1500種の植物(うち43種が林冠を形成、53種が低木)と107種の哺乳類(うち5種は絶滅危惧種)が確認されている。特にサル目の哺乳類が豊かである。ニシローランドゴリラ、マンドリル、コロブスやタラポイン、マンガベイなどの各種のオナガザル、ガラゴや等のロリスが生息している。その他の哺乳類としては、ヒョウ、シタツンガやボンゴ等のアンテロープ、アフリカスイギュウ、イボイノシシ、モリイノシシ、変わった体表を備えるセンザンコウが見られる。哺乳類以外では、ニシキヘビ、ワニが住む。 (ja)
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