『ジャック=ルイ・ルブラン夫人の肖像』(仏: Madame Jacques-Louis Leblanc)は、フランス新古典主義の巨匠ドミニク・アングルが1823年に描いた肖像画である。油彩。同年の『ジャック=ルイ・ルブランの肖像』(Jacques-Louis Leblanc)と対になる作品で、本作品のみ1834年のサロンに『聖サンフォリアンの殉教』(Le Martyre de saint Symphorien)とともに出品され、さらに1855年のパリ万国博覧会にも出品された。アングルを敬愛した印象派の画家エドガー・ドガのコレクションであったことでも知られている。現在はニューヨークのメトロポリタン美術館に所蔵されている。