ジャッキー・バイアード(Jaki Byard、1922年6月15日 マサチューセッツ州ウースター – 1999年2月11日 ニューヨーク・シティ)は、アメリカ合衆国のジャズ・ピアニストで作曲家。 トランペットやサクソフォーンなども演奏するマルチプレイヤーであった。ラグタイムやからフリー・ジャズに至るまでのあらゆるジャズ・ピアノ奏法を包摂した、折衷的な演奏様式で知られる。ナショナル・パブリック・ラジオは、フィル・ウッズのアルバム『ミュジック・デュ・ボワ(Musique du Bois)』への貢献を評して、「ジャズ界において最も説得力に富んだ多芸多才なピアニストのひとり」であるとした。 日本語の「ジャッキー」という表記は、かつての綴り(Jackie)に従っている。