ジグミ・ドルジ・ワンチュク(ゾンカ語: , ラテン文字転写: Jigme Dorji Wangchuck, ワイリー方式: 'Jigs med rDo rje dBang phyuk)は、第3代ブータン国王。第3代国王の20年の統治期は、近代国家としてのブータンの国際社会への出現に象徴される変革の歴史である。従来の鎖国政策を取りやめ、政治的統一、宗教的・社会的基盤の強化、経済発展などの実績から、「近代ブータンの父」と呼ばれ、現在でも国民の敬愛を受けている。