ジェフ・レイシー(Jeffrey Scott Lacy、1977年5月12日 - )は、アメリカ合衆国の男性プロボクサー。フロリダ州セントピーターズバーグ出身。愛称は“Left Hook”(レフト・フック)。2000年のシドニーオリンピック出場後プロデビュー。 強烈なパンチ力(特に左フック)と積極的な攻撃スタイル、連打の回転の速さを武器に注目を浴びている。体格、風貌、覗き見スタイルから相手の懐に入り回転の速い左右の連打で早いラウンドでKOするボクシングスタイルなどがマイク・タイソンと似ているため、しばしば「小型タイソンのようだ」と評されることがある。しかし、左肩の手術と後述のジョー・カルザゲに完敗したことにより、そのファイトスタイルに陰りが生じている。