シルベリー・ヒル(英: Silbury Hill)は、イングランドのカウンティであるウィルトシャーの近郊にある先史時代の人工のチョークの塚(マウンド)である。ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群の一部として国際連合教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産(文化遺産)に登録されている。高さは 39.3メートル (129 ft) で 、ヨーロッパにおいて最も大きな先史時代の人工の塚(円丘)であり、世界で最も大きな塚に数えられ、ギザのネクロポリスのいくつかの小型ピラミッドと同じぐらいの大きさとなる。 シルベリー・ヒルは、エーヴベリーの環状遺跡やなどがあるエーヴベリー周辺の新石器時代の遺跡複合体の一部である。その本来の目的はいまだ議論されている。ストーンヘンジやの広大な円形遺跡(ヘンジ)など、イングリッシュ・ヘリテッジが保護するウィルトシャーにある他の重要な新石器時代のいくつかの遺跡は、文化的あるいは機能的にエーヴベリーやシルベリーと関連があるとも考えられている。