シッダ(サンスクリット語: सिद्ध、siddha)とは、インドの宗教、文化で使用される用語で、完成した者(成し遂げた者)を意味する。 肉体的、精神的な完成、を極めた者を指す。ジャイナ教においては、解脱した存在を意味する。また、超常的な能力(サンスクリットで完成の意、仏教では神通力(サンスクリット語: ṛddhi)とも訳される。)を獲得した人間も指す。そこから、神通力そのもの、ある種の半神を意味する。 禁欲主義、サドゥー、などの修行でよく使われる。