シクロテトラメチレンテトラニトラミン (cyclotetramethylenetetranitramine) は HMX、オクトーゲンとも呼ばれる爆薬の一種。 HMXの語源は、High Melting eXplosive、Her Majesty’s eXplosive、High-velocity Military eXplosive、High-Molecular-weight rdXと諸説ある。 RDXに類似した N-ニトロ化合物で爆発性をもつ。工業的に生産されている爆薬としてはヘキサニトロヘキサアザイソウルチタンに次ぐ威力で、おもに各種軍用炸薬として使われる。プラスチック爆薬の成分とされる。 TNTを25%混ぜて共融させ、融点を下げて溶填可能にしたものをオクトールと称する。