シェール・モハンマド・アッバス・スタネクザイ (パシュトー語: شیر محمد عباس ستانکزئی [ʃɪr mʊˈhamad aˈbɑs stɑnɪkˈzai]; 1963年 - ) は、アフガニスタンのターリバーンの幹部の一人であり、2021年9月7日から外務副代表を務めている。 スタネクザイはもとはインドの陸軍士官学校で訓練を受けたアフガニスタン国軍の将校であった。対ソビエトのイスラム抵抗運動に参加するため後に帰国。第一次ターリバーン政権では内閣副大臣を務めた。 2012年に設立されたドーハのターリバーン政治事務所の主要メンバーであり、2015年から2020年まで所長を務めた。 英語、ウルドゥー語、パシュトー語、ダリ語を話すことができ、タリバンの政治代表として他国に広く歴訪した。9月7日にターリバーンの報道官であるザビフッラー・ムジャヒドからアフガニスタン・イスラム首長国の内閣が発表され、スタネクザイが外務副代表に任命された。