シアノ(ヒドロキシイミノ)酢酸エチル(シアノ(ヒドロキシイミノ)さくさんエチル、ethyl cyanohydroxyiminoacetate、oxyma)は、シアノ酢酸エチルのオキシムである。ペプチド合成においてジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)といったカルボジイミドの添加剤として使用されている。その顕著な酸性度 (pKa 4.60) により、DCCの塩基性や求核性を中和する試薬として作用し、塩基によって触媒される副反応、特にラセミ化を抑制する。