『サルタン皇帝』(サルタンこうてい、ロシア語: Сказка о царе Салтане)は、ロシアの作曲家ニコライ・リムスキー=コルサコフが1900年にサンクトペテルブルクで作曲したプロローグと4幕からなるオペラ作品である。作品57。台本はアレクサンドル・プーシキンの原作をが台本化したものを使用している。サルタン皇帝の王妃が、二人の姉に妬まれて王子とともに海に流されるが島に漂着し、王子が成人して白鳥を助け、人間に姿を変えた白鳥と結ばれるという話。『サルタン皇帝の物語』『サルタン王物語』『皇帝サルタンの物語』などとも呼ばれる。