サヨナラボークは、野球の試合におけるサヨナラゲームの一類系の通称。最終回または延長回の裏に同点かつ走者が三塁にいるとき、守備側がボークをとられることにより三塁走者が進塁・得点し決勝点が入り成立する類型。 1998年8月16日の阪神甲子園球場で行われた第80回全国高等学校野球選手権大会2回戦、東愛知代表・豊田大谷高校と山口代表・宇部商業高校の試合において、延長15回までもつれた末にこれが起こり、豊田大谷の勝利となったことで話題となった。そのため、日本のメディアではこの試合を象徴する言葉としても用いられる。 以下、主にこの試合について述べる。