コールド・ウェイヴは、1970年代後半にフランスとベルギーで起きた音楽のムーヴメントを指す。電子楽器の不遜で淡々としたトーンやミニマルな使用法が特徴である。Korg MS-20などのように手頃かつ携帯可能なシンセサイザーが登場し、パンクロックバンドがそのようなシンセを使い始めたことでこのシーンは誕生した。 コールド・ウェイヴは、はじめは、ゴシック・ロック、デスロックの同義語であった。のちに、この用語は回顧的なジャンルであるミニマル・ウェイヴやミニマル・シンセの元に組み込まれることになる。