コマツオトメ(小松乙女)はエドヒガン系の桜の栽培品種。学名はCerasus spachiana ‘Komatsu-otome’。ソメイヨシノと比べて花期はやや早く、花弁は5枚でわずかに小さく、花色はわずかに濃く微淡紅色。上野公園の小松宮彰仁親王銅像の近くに原木があることからの命名である。コマツオトメは上野公園のほかにも半蔵門に所在する国立劇場の前庭に植栽されている。