コブハクジラ(瘤歯鯨、Mesoplodon densirostris)はハクジラ亜目アカボウクジラ科オウギハクジラ属に属するクジラである。種小名の densirostris は高密度な口吻(dense beak。詳細は後述)を意味するラテン語である。 オウギハクジラ類としては生息範囲が最も広汎であり、おそらく最も研究が進んでいる種だと思われる。バハマの北東沖において多数の目撃例が報告されており、2002年頃より写真を用いた個体識別プロジェクトが始まっている。