コエルロサウラヴス (Coelurosauravus) は基底的双弓類爬虫類の属の一つ。ウェイゲルティサウルス科の近縁種と同じく、この属の構成種は胴体の縁にそって長い棒状の骨化組織を持っていた。この骨質の棒は肋骨の伸長部ではなく、この動物の皮膚に由来する新しく発展してきた骨であり、この属とこの属に系統的に近い者のみに特有な特徴である。この構造は生存時には皮膚で覆われ翼状の面を構成し、これを用いてコエルロサウラヴスは滑空できたと考えられている。