ゲラニルゲラニル二リン酸(Geranylgeranyl diphosphate, GGPP)は、炭素数20の直鎖イソプレノイド。テルペノイド生合成経路の中間体である。ジテルペノイド(ジベレリンなど)やテトラテルペノイド(カロテノイドなど)の前駆物質でもある。また、トコトリエノール(ビタミンE)やクロロフィルなどの側鎖としても利用される。同様に、タンパク質のプレニル化にも使われる。ゲラニルゲラニルピロリン酸(Geranylgeranyl pyrophosphate)とも呼ばれるが推奨されない。