グワーダル(英語: Gwadar、ウルドゥー語: گوادر、アラビア語: جوادر)は、パキスタン南西部バローチスターン州にある港湾都市。日本語メディアではグワダルと表記されることもある。名称は地元のバローチ語で「風の門」を意味する。アラビア海に面しており、中国新疆ウイグル自治区のカシュガルに至る(CPEC)及びそれを含めた一帯一路構想の要衝として開発が進んでいる。 1797年から1958年にかけて、アラビア海対岸にあるオマーンの領土だった。オマーン時代は自由港だったため輸入品が安かった。パキスタンからの客も多く、密輸も栄えていた。