クンドゥーズの戦いとは、アフガニスタン北東部のクンドゥーズ州をめぐって2015年4月から10月まで続いたターリバーンとアフガニスタン治安軍の戦いである。2015年9月28日ターリバーンはアフガニスタン第5の都市である州都クンドゥーズ市に突入し一時市内を掌握し、10月13日まで戦闘を続けた。ターリバーンが短期的にであれアフガニスタンの主要都市を掌握したのは2001年以来初のことであり、多国籍軍撤退後にアフガニスタンの治安を担うべき治安軍の能力に大きな疑問を投げかけた。また戦いの最中の10月3日に国境なき医師団の外傷病院がされ多数の死傷者を出す悲劇的な事件が起きた。