SPz.11-2装甲偵察車クルツ(ドイツ語: SPz.(Schützenpanzer=歩兵戦闘車)11-2 Kurz)は、1950年代に開発され、西ドイツで運用された歩兵戦闘車/装甲偵察車である。同時期に開発されたSPz.12-3ラング(=長)に対し、クルツ(=短)車体であるため、この名で呼ばれる。 原型車両はフランスのオチキス社のフランス陸軍向け試作車両TT6であり、1958年から1962年の間に軽装甲型2,374輌が調達された。うち1,600輌余りがマギルス・ドイツ社でライセンス生産された。