クラドセラケ (Cladoselache) は、約3億7000万年前(古生代デボン紀後期)の海に生息していた軟骨魚類。クラドセラキ、クラドセラキーと表記されることもある。学名は「分かれた歯をもつサメ」を意味する。 初期の軟骨魚類の代表的な属。シルル紀の時点で軟骨魚類は出現していたと考えられているため、最古の軟骨魚類とは言えない。一般的に「サメ」と説明されることがあるが、近年の系統の研究では、現生のサメを含む板鰓類ではなく、全頭類(現生のギンザメを含むグループ)のシンモリウム目に含まれるとされるようになった。この目からは他にステタカントゥス等が知られる。