クラウディアヌス(Claudianus 370年頃 - 404年頃)は、メディオラヌム(ミラノ)に置かれていたローマ皇帝ホノリウスの宮廷に属し、特に将軍スティリコと関わりを持ったラテン語詩人である。作品はほとんどヘクサメトロスあるいはエレギアックカプレット詩形 (Elegiac couplet)で書かれており、ホノリウス帝への詩や、スティリコへの詩、神話叙事詩といった3つに大別される。