クトルク(モンゴル語: Qutluq、1247年 - 1306年)は、13世紀後半にモンゴル帝国に仕えたジャアト・ジャライル部出身の将軍。 『元史』には立伝されていないが、『至正集』巻38「札剌爾公祠堂記」に「札剌爾(ジャライル)公」としてその事蹟が記される。『新元史』には「札剌爾公祠堂記」を元にした列伝が記されている。なお、「札剌爾公祠堂記」は諱を「忽魯忽都」と表記するが、『新元史』は「忽図魯」と表記する。