クテアトス(古希: Κτέατος, Kteatos)は、ギリシア神話の人物である。エーリス地方の王の1人アクトールとモーリオネーの子で、エウリュトスと双子の兄弟(結合双生児)。彼らは両親にちなんでモリオネあるいはアクトリオーネーなどと呼ばれる。ポセイドーンの子供ともいわれることもある。オーレノス王デクサメノスの娘テーロニケーと結婚し、アムピマコスをもうけた。 エウリュトスとともにピュロス王ネーレウスの子ネストールと戦い、カリュドーンの猪狩りに参加し、さらにアウゲイアースと同盟を結んでヘーラクレースと戦った。 息子のアムピマコスはエウリュトスの子タルピオスとともにスパルタ王女ヘレネーの求婚者の1人、さらにトロイアー遠征軍に加わったエーリス地方の武将の1人。