キュリー (Curie) は、アメリカとニュージーランドの企業であるロケット・ラボ社が開発・製造する液体燃料ロケットエンジンである。無毒性の「グリーン」推進剤を用いる一液式エンジンで、同社のエレクトロンロケットの3段目(キックステージ)と衛星バスで使用される。推力は 120 N (27 lbf) で、比推力は非公開である。 2018年1月21日にスパイアー・グローバル社が製造したキューブサット型の気象・船舶監視衛星Lemur-2を円軌道に投入する際に初めて使用された。これはロケット・ラボにとっても初めての軌道投入ミッションであった。