『カンタベリー物語』(カンタベリーものがたり、伊: I racconti di Canterbury)は、1972年公開のイタリアのオムニバスコメディ映画。監督はピエル・パオロ・パゾリーニ。チョーサー『カンタベリー物語』の映画化。『デカメロン』(1971年)に続くパゾリーニの「生の三部作」の第2作(1974年の『アラビアンナイト』で完結)。第22回ベルリン国際映画祭では金熊賞を受賞。 原作の24話の中から『貿易商人の話』『托鉢僧の話』『料理人の話』『粉屋の話』『バースの女房の話』『親分の話』『免罪符売りの話』『ケジの話』の8話を映像化。裸とセックスとスラップスティックな笑いが満載。『托鉢僧の話』など原作からの改変もある。