カルチャー(Culture)は、1976年に結成されたジャマイカのルーツロックレゲエバンド。結成直後の短期間はアフリカン・ディサイプルズ(African Disciples)の名義で活動していた。 メンバーはリードボーカルのジョゼフ・ヒル(Joseph Hill)と二人のバッキングボーカル、アルバート・ウォーカー(Albert Walker)、ケネス・デイズ(Kenneth Dayes)からなる三人組。 結成後まもなく、"マイティ・ツー"…プロデューサーのジョー・ギブスとエンジニアのエロール・トンプソンの二人と仕事をするようになる。このギブス・スタジオ時代にブラック・ディサイプルズ名義で複数枚のシングルを録音し、これらはバンド名をカルチャーに変更した後、デビューアルバム『ツー・セブンス・クラッシュ』へと収録される事になる。このデビューアルバムはジャマイカ盤、アメリカ盤、イギリス盤などが各国で発売され、1977年にジャマイカのベスト・アルバム賞に選ばれている。 カルチャーの看板的存在だったジョゼフ・ヒルが、ツアー中のドイツで2006年8月19日に死去。その後はジョー・ヒルの息子ケニヤッタ・ヒルがバンドと共に歌っている。

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  • カルチャー(Culture)は、1976年に結成されたジャマイカのルーツロックレゲエバンド。結成直後の短期間はアフリカン・ディサイプルズ(African Disciples)の名義で活動していた。 メンバーはリードボーカルのジョゼフ・ヒル(Joseph Hill)と二人のバッキングボーカル、アルバート・ウォーカー(Albert Walker)、ケネス・デイズ(Kenneth Dayes)からなる三人組。 結成後まもなく、"マイティ・ツー"…プロデューサーのジョー・ギブスとエンジニアのエロール・トンプソンの二人と仕事をするようになる。このギブス・スタジオ時代にブラック・ディサイプルズ名義で複数枚のシングルを録音し、これらはバンド名をカルチャーに変更した後、デビューアルバム『ツー・セブンス・クラッシュ』へと収録される事になる。このデビューアルバムはジャマイカ盤、アメリカ盤、イギリス盤などが各国で発売され、1977年にジャマイカのベスト・アルバム賞に選ばれている。 ギブスと共に成功を収めたカルチャーは、その後プロデューサーのソニア・ポティンガーと共に数枚のアルバムを連続して制作する。そしてロビー・シェイクスピア、スライ・ダンバー、アンセル・コリンズ、セドリック・ブルックスらのミュージシャンや専属のパーカッショニスト達と共に演奏するようになっていく。ヴァージン・レコードからもアルバムを販売し、ジャマイカ外にも大きな影響を与えた。五つ星レビューを集めた『ローリング・ストーン・レコード・ガイド』もカルチャーの評価に影響を与えている。 1982年になると、三人はそれぞれの道を行く事になる。ジョゼフ・ヒルはカルチャーの名を使い続け、アルバム『ライオン・ロック』を録音し、米ハート・ビートから発売する。部分的にウォーカーとデイズがレコーディングした曲も複数あり、その中のいくつかはアルバム『ルーツ・アンド・カルチャー』に収録されている。1986年に『カルチャー・イン・カルチャー』と『カルチャー・アット・ワーク』にオリジナルとして再録された。この期間、カルチャーは年に一度のアルバムや無数のツアーなどで、非常に多忙な時期となった。アメリカのシャナキー・レコードは新旧カルチャーの流れを手堅くまとめたアルバム『ウィングス・オブ・ア・ダヴ』を1992年に発売した。 カルチャーの看板的存在だったジョゼフ・ヒルが、ツアー中のドイツで2006年8月19日に死去。その後はジョー・ヒルの息子ケニヤッタ・ヒルがバンドと共に歌っている。 (ja)
  • カルチャー(Culture)は、1976年に結成されたジャマイカのルーツロックレゲエバンド。結成直後の短期間はアフリカン・ディサイプルズ(African Disciples)の名義で活動していた。 メンバーはリードボーカルのジョゼフ・ヒル(Joseph Hill)と二人のバッキングボーカル、アルバート・ウォーカー(Albert Walker)、ケネス・デイズ(Kenneth Dayes)からなる三人組。 結成後まもなく、"マイティ・ツー"…プロデューサーのジョー・ギブスとエンジニアのエロール・トンプソンの二人と仕事をするようになる。このギブス・スタジオ時代にブラック・ディサイプルズ名義で複数枚のシングルを録音し、これらはバンド名をカルチャーに変更した後、デビューアルバム『ツー・セブンス・クラッシュ』へと収録される事になる。このデビューアルバムはジャマイカ盤、アメリカ盤、イギリス盤などが各国で発売され、1977年にジャマイカのベスト・アルバム賞に選ばれている。 ギブスと共に成功を収めたカルチャーは、その後プロデューサーのソニア・ポティンガーと共に数枚のアルバムを連続して制作する。そしてロビー・シェイクスピア、スライ・ダンバー、アンセル・コリンズ、セドリック・ブルックスらのミュージシャンや専属のパーカッショニスト達と共に演奏するようになっていく。ヴァージン・レコードからもアルバムを販売し、ジャマイカ外にも大きな影響を与えた。五つ星レビューを集めた『ローリング・ストーン・レコード・ガイド』もカルチャーの評価に影響を与えている。 1982年になると、三人はそれぞれの道を行く事になる。ジョゼフ・ヒルはカルチャーの名を使い続け、アルバム『ライオン・ロック』を録音し、米ハート・ビートから発売する。部分的にウォーカーとデイズがレコーディングした曲も複数あり、その中のいくつかはアルバム『ルーツ・アンド・カルチャー』に収録されている。1986年に『カルチャー・イン・カルチャー』と『カルチャー・アット・ワーク』にオリジナルとして再録された。この期間、カルチャーは年に一度のアルバムや無数のツアーなどで、非常に多忙な時期となった。アメリカのシャナキー・レコードは新旧カルチャーの流れを手堅くまとめたアルバム『ウィングス・オブ・ア・ダヴ』を1992年に発売した。 カルチャーの看板的存在だったジョゼフ・ヒルが、ツアー中のドイツで2006年8月19日に死去。その後はジョー・ヒルの息子ケニヤッタ・ヒルがバンドと共に歌っている。 (ja)
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