『カリブの嵐』(原題:Swashbuckler、英題:The Scarlet Buccaneer、豪題:The Blarney Cock)は1976年に公開されたアメリカ合衆国の冒険映画。原案はジャマイカ出身の作家ポール・ウィーラーの『The Scarlet Buccaneer』である。監督は、出演はロバート・ショウ(主人公のネッド・リンチ(船長レッド)役)など。 本作はハリウッドで久々の本格的な海賊映画だったが、評判は悪かった。例として、ニューヨーク・タイムスのレビューは、本作が「近眼の仕立て屋に縫い合わされたように」混乱に満ちており、科白も時代錯誤的なうえ、才能のある俳優を使っているのにミスキャストだらけだと酷評している。 1908年に同名のサイレント映画が公開されているが、本作とは関係ない。