カネック(Canek、本名:Felipe Estrada、1952年6月19日 - )は、メキシコ 出身の覆面レスラー。タバスコ州フロンテーラ出身。日本では「仮面の魔豹」「盗賊仮面」などの異名で呼ばれた。マスクのデザインは、マヤ、アステカなどメキシコ古代文明の文様をモチーフとしている。 リングネームの「カネック」は、スペインによる支配に反乱を起こしたマヤ系インディオの指導者ハシント・カネック(Jacinto Canek)にあやかったものである。エル・カネック(El Canek)と表記・呼称される場合があるが、"Canek" は固有名詞であるため、スペイン語圏であるメキシコのリングネーム表記は定冠詞の "El" が付かない。 1970年代後半から1980年代にかけてが全盛期で、当時メキシコマット界の第一人者として活躍、ミル・マスカラス最大のライバルとも謳われた。弟は、実子が。