カウシャーンビー(サンスクリット語: कौशाम्बी kauśāmbī)は、インド古代の都市で、十六大国のひとつヴァツサ国の首都であった。現在のウッタル・プラデーシュ州カウシャーンビー県にあたる。 パーリ語ではコーサンビー(kosambī)と呼ぶ。ウダヤナ王の時代に仏陀が訪れた、仏教にとって重要な地でもある。 『仏国記』で「拘睒弥」、『大唐西域記』で「憍賞弥」と記すほか、漢字表記は多様である。