オリバシウス(ラテン語:Oribasius)、オリバシオスまたはオレイバシオス(ギリシア語: Ὀρειβάσιος ;320年 – 403年)は、ギリシアの医学者であり、ローマ皇帝背教者ユリアヌスの侍医。彼はユリアヌスに仕える前に、キュプロスの医師ゼノンの下、アレクサンドリアで勉強した。彼は361年にユリアヌスの即位に関与し、363年にユリアヌスが死ぬまでこの皇帝のもとに留まった。この出来事をきっかけに、オリバシウスはしばらくの間外国の宮廷に追放されたが、後に皇帝ワァレンスによって呼び戻された。