オゼッラ・FA1M (Osella FA1M) はオゼッラ・スクアドラ・コルセが1989年のF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。デザイナーはアントニオ・トマイーニ。FA1MはFA1Lの後継で、ターボエンジンの禁止により自然吸気エンジンを搭載することとなり、完全に再設計された車であった。FA1Mは前作よりもパワーがあったが信頼性の欠如に苦しみ、後半にかけてようやく何度か予選通過できるようになってきたが、完走したのは1度のみであった。翌1990年、1991年は改良型のFA1M-Eが投入された。FA1M-Eも同様に信頼性に欠けたが、こちらは4回完走している。