オスマン主義(オスマンしゅぎ、トルコ語:Osmanlıcılık、Osmanlılık 英語:Ottomanism)は、宗教・民族の別に関わらずオスマン帝国において全ての帝国住民の平等を基礎に、オスマン帝国の政治的一体性を守ろうとする考え方。列強の進出に対抗するために登場し、第一次世界大戦の後、オスマン帝国が潰えるにあたって政治の表舞台から消えた。 オスマン帝国の政策においてオスマン主義は多民族帝国への志向ではなく、多宗教帝国への志向であったとされる。