オオカミゴケ (Letharia vulpina) はに属する地衣類の一種。種小名 vulpina はキツネを意味する。明るい黄緑色の樹状地衣で、ヨーロッパの一部と北米西部において針葉樹の樹皮に生育する。黄色の色素であるに起因する毒性があり、歴史的にはオオカミやキツネに対して用いられていた。また、多くの北米先住民によって染料や塗料としても利用されていた。