『エロス+虐殺』(エロスプラスぎゃくさつ)は、1970年3月14日に公開された日本の映画。監督は吉田喜重で、製作、日本アート・シアター・ギルド (ATG)配給、白黒シネマスコープ。 吉田の代表作であり、フィクションであるが、実在の出来事(日蔭茶屋事件)を題材にしている。メインキャラクターの多くはモデルの実名だが、神近市子をモデルとしたと推測される役柄は、正岡逸子の仮名が当てられていた。存命だった神近はこの映画の公開にあたり、自身の名誉権とプライバシー権の侵害を理由に上映の差し止めを求めて提訴したが、「周知の事実」として棄却された。