『エゼキエルの幻視』(エゼキエルのげんし、伊: Visione di Ezechiele, 英: Ezekiel's Vision)は、盛期ルネサンスのイタリアの巨匠ラファエロ・サンツィオが1510年ごろに制作した絵画である。油彩。主題は『旧約聖書』「エゼキエル書」1章で語られている預言者エゼキエルのメルカバの幻視から取られている。ジョルジョ・ヴァザーリによってボローニャの貴族のコレクションに由来することが知られている。後にメディチ家のコレクションに加わり、ウフツィ宮殿ので展示された。現在はフィレンツェのパラティーナ美術館に所蔵されている。