エセル・トムソン・ラーコム(Ethel Thomson Larcombe, 1879年6月8日 - 1965年8月11日)は、イングランド・ミドルセックス州イズリントン出身の女子テニス選手。1900年代から1910年代にかけてウィンブルドン選手権で活躍し、女子シングルスで1912年、女子ダブルスで1914年に優勝した。旧姓 Ethel Warneford Thomson (エセル・ウォーンフォード・トムソン)という名前であったが、1906年にダドリー・ラーコム(Dudley Larcombe)と結婚した。エセル・トムソン・ラーコムは優れたバドミントン選手としても知られ、テニスのウィンブルドン選手権と並行して、イギリス国内のバドミントン大会でも多数のタイトルを獲得した。