ウチュ(ウルドゥー語: اوچ, 英語: Uch)は、パキスタン・パンジャーブ州に位置する小都市である。ウチュは、バハーワルプルから75km西に位置し、「パンジャーブ地方におけるアレクサンドリア」と呼ばれるほど古い歴史のある街である。かつてインダス川との合流地点であったが、両河川の合流地点は現在ウチュから13km離れたところへと移動している。 ウチュの重要性が増すのは中世になってからのことである。13世紀に多くのスーフィーが中央アジアからウチュへ集まり、彼らはデリー・スルターン朝と深い結びつきを持っていた。