ウエストランド ウエストミンスター(英: Westland Westminster)は、1950年代の英国のウエストランド・エアクラフト社で開発された大型貨物ヘリコプターである。本機は2基のガスタービン エンジンを搭載し5枚ブレードの主ローターと初期には剥き出しの後に羽布で覆われた鋼管フレーム製の胴体を持っていた。設計と製造は政府の援助を受けないプライベートベンチャーとして行われたがウエストランド・エアクラフト社が競合するヘリコプター製造会社を傘下に収め、その社の先進的な計画を手中にした時点でウエストミンスターの開発は中止された。