インベンターのパラドックス(inventor's paradox)とは、与えられた問題の解法を求める際に起こる現象である。具体的な問題を解く方が直感的には簡単そうに見えるが、実際には、求める解の具体例を包含するような一般的な問題を解く方が簡単である場合がある、というパラドックスである。インベンターのパラドックスは、数学、プログラミング、論理学、および批判的思考を伴うその他の分野の現象を説明するために使用されてきた。